
避妊・去勢手術について
避妊・去勢手術は、望まない妊娠を防ぐだけでなく、 将来的な病気の予防やストレスの軽減など、 大切な家族が長く元気に暮らすための重要な選択肢の一つです。
当院では、飼い主さんの不安に寄り添い、 最新の知見に基づいた安全な手術を行っています。 このページでは、犬・猫それぞれについて、 手術のメリット・デメリットを分かりやすくご説明します。
🐶 犬の避妊・去勢手術
概要
犬の避妊・去勢手術は、発情や性ホルモンに関連する病気を予防し、 心身ともに安定した生活を送るために行われます。 個体の成長スピードや体格に応じて、適切な時期をご提案します。
メリット
女の子(避妊手術)
- 子宮蓄膿症、子宮・卵巣腫瘍の予防
- 初回発情前の手術で乳腺腫瘍の発生リスクの低減
- 発情期の出血や行動変化によるストレス軽減
男の子(去勢手術)
- 精巣腫瘍、前立腺疾患、会陰ヘルニアの予防
- マーキング、攻撃性、放浪癖の軽減
- 性的ストレスの軽減
デメリット
- 全身麻酔のリスク(術前検査で安全性を確認します)
- 太りやすくなる可能性(食事管理で対応可能)
- 一生子孫を残せなくなる
当院では、術前検査・個体に合わせた麻酔管理・術後ケアを徹底し、 リスクを最小限に抑えています。
🐱 猫の避妊・去勢手術
概要
猫は発情が早く、繁殖力が非常に高い動物です。 避妊・去勢手術は、繁殖制限だけでなく、 ストレスや病気の予防という面でも大きな意義があります。
メリット
女の子(避妊手術)
- 子宮蓄膿症、子宮・卵巣腫瘍の予防
- 乳腺腫瘍(猫では高率で悪性)の発生リスク低下
- 大きな鳴き声や落ち着きのなさなど発情ストレスの軽減
男の子(去勢手術)
- マーキング(スプレー行動)の抑制
- 攻撃性やケンカによる外傷のリスク軽減
- 放浪や事故のリスク低下
デメリット
- 全身麻酔のリスク
- 太りやすくなる傾向
- 繁殖ができなくなる
手術を検討する時期
一般的には 生後6ヶ月前後 が目安です。
- 犬:生後6ヶ月〜1歳頃(犬種や体格・成長により調整します)
- 猫:生後6ヶ月頃(発情が早いため早期検討を推奨します)
※最適な時期は個体差があります。まずは健康診断を兼ねてご相談ください。
手術の流れ
- 事前カウンセリング・術前検査
- 手術当日のお預かり・麻酔下での手術
- 術後モニタリング・管理
- お迎え・アフターケア説明
獣医師からのメッセージ
避妊・去勢手術は、飼い主さんにとって勇気のいる決断です。 「本当に必要?」「体に負担は?」といった疑問は、 どんな小さなことでもご相談ください。
当院では、医学的根拠をベースに、 それぞれのご家族にとっての最善を一緒に考えていきます。