
犬・猫の歯科処置の流れ
犬や猫の歯周病は、3歳以上の多くの子で認められる非常に身近な病気です。
当院では、安全性を最優先に考え、全身麻酔下で歯科処置を行っています。
こちらのページでは、診察から処置後の流れまで詳しくご説明いたします。
⒈診察|まずはお口の状態を確認します
まずは診察で歯を含めたお口の状態を確認します。
ご自宅でのケアで維持できる状態なのか、
歯科処置に進んだ方がよいのかを、
ご相談しながら治療方針を決定します。
⒉麻酔前検査|安全に処置を行うために
動物の歯科処置では、安全のために全身麻酔が必要です。
現在の獣医療においては、
米国獣医歯科学会(AVDC)や日本小動物歯科研究会(JSVD)などの専門機関でも、
無麻酔での歯石除去は推奨されていません。
歯科処置に進む場合には、
麻酔による重大なリスクがないか確認するため、事前に麻酔前検査を実施します。
血液検査や尿検査など、
その子の年齢や体調に合わせて必要な検査を行います。
麻酔前検査は事前診察にて実施するため、
健康診断も兼ねて、8時間絶食でのご来院が理想的です。
⒊歯科処置の日時予約
麻酔前検査の結果に問題がなければ、歯科処置の日程を予約します。
⒋当日の流れ
当日は午前中に絶食でご来院いただきます。
日中に処置を行い、しっかりと点滴を実施してから夕方(18:00〜18:30時頃)にお迎えとなります。
⒌歯科処置の内容
処置は血管を確保し、点滴を行いながら全身管理下で安全に進めます。
表面に見える歯石だけでなく、
歯周ポケット(歯の根元の見えない部分)まで専用器具を用いて丁寧に清掃します。
処置中の歯の状態は写真や動画で記録し、お迎え時に詳しくご説明いたします。
処置後は点滴を続けながら、お迎えまで院内でゆっくり休んでもらいます。
⒍処置後のご自宅ケア
せっかく綺麗にした歯も、ケアをしなければ再び歯石が付着してしまいます。
健康な口腔環境を維持するためには、日々のデンタルケアがとても重要です。
歯ブラシの選び方やケア方法についても丁寧にサポートいたしますので、
お気軽にご相談ください。