
産科・小児科
(Obstetrics and Pediatrics)
産科・小児科について
産科・小児科では、妊娠・出産に関わる緊急対応から、
子犬・子猫を迎えたあとの成長初期のサポートまでを行っています。
産科診療について
当院では、計画的な自宅繁殖を積極的に推奨しているわけではありません。
一方で、予期せぬ妊娠や分娩トラブル、
「今まさに困っている」状況に対して、適切に対応できる体制を大切にしています。
院長は救急動物病院での勤務経験があり、難産や分娩トラブルへの緊急対応を数多く経験してきました。
その経験を活かし、母体と赤ちゃんの安全を最優先に診療を行います。
当院で行う主な検査
当院では「様子を見すぎて手遅れになる」ことを防ぐため、早めの判断と適切な対応にあわせ、出産前の検診を重視しています。
腹部超音波検査(エコー検査)
妊娠初期から使用でき、
- 妊娠の確認
- 胎児の心拍確認
- 胎児の生存評価
が可能です。
分娩直前にも胎児の状態を把握し、必要に応じて迅速に対応します。
レントゲン検査
妊娠後期に行い、
- 胎児の頭数
- 胎児の大きさ
- 骨盤とのバランス
を評価します。
自然分娩が可能か、帝王切開を検討すべきかの判断材料となります。
以下の様子が見られるときには早めにご相談ください
妊娠している可能性がある
出産予定日が近いが陣痛がこない
陣痛が始まっているのに赤ちゃんが出てこない
強くいきんでいるのに進展がない
陰部から異常な出血や分泌物が出ている
出産途中で急に元気がなくなった
分娩トラブルは時間との勝負になることが多く、「少しおかしいかも」と感じた時点でのご相談が重要です。
小児科(子犬・子猫の診療)
当院では、子犬・子猫を迎えたあとのサポートに特に力を入れています。
成長初期が大切な理由
生後数か月間は、免疫機能や臓器がまだ未熟なため、感染症や寄生虫の影響を受けやすい時期です。
また、生後4ヶ月頃まではいろんな物事に順応しやすい『社会化期』と呼ばれる時期であるため、
通院に慣らして病院を嫌いな場所にしないことが生涯のケアで大きなポイントとなります。
予防医療と成長サポート
小児科では「病気になってから治す」のではなく、
病気を防ぎ、健やかに成長できる環境づくりを重視しています。
初めてペットを迎えたときには
「これって病院に行くほど?」
「何から始めたらいいの?」
そんな不安を感じるのは自然なことです。
そして、ペットとの生活経験があっても、性格や体質的な違いを感じられることもあるでしょう。
当院では、医療だけでなく生活面・予防面もご家族と一緒に考えながらサポートしていきます。
- 混合ワクチン接種とスケジュール管理
- 寄生虫(回虫・鉤虫・コクシジウムなど)の検査と駆虫
- フィラリア・ノミ・マダニ予防の開始時期相談
- 健康診断・発育チェック
動物病院を身近に感じていただけるように、ご希望の方にはオンライン相談を通してもサポートいたしますので、
お困りごとがあれば遠慮なくご相談ください。
以下の様子が見られるときには早めにご相談ください
元気はあるが下痢をしている
食欲にムラがある:規定量の半分以下しか食べない日が続く
体重がなかなか増えない
お腹が張っている
目に赤みや腫れが見られる・目をしょぼしょぼしている
咳やくしゃみが出る
お迎え後の予防の進め方が分からない